セミナー「プロが教える 優良顧客をつかまえるための新しいWebマーケティング」を開催
さる2月7日、大阪・梅田でセミナー「プロが教える 優良顧客をつかまえるための新しいWebマーケティング」を開催しました。
第1部はTAM・中尾がWebマーケティングの新しいカタチを紹介。
これまでサイト制作やSEO、リスティング広告などといったWebにおける施策が単発になりがちでしたが、今後はすべての施策を統合し、一体となったWeb上でのマーケティング活動を行うことが必要になると説明しました。
さらに、包括的なマーケティング活動を行う上で知っておきたい「インバウンドマーケティング」や「マーケティングオートメーション」についてもおさらい。「サイトのローンチ=ゴール」ではなく「Webサイトは完成してからがスタート。本当に効果を上げるためには、取り返しのつかない段階まで進めてしまうのでなく、早く失敗してPDCAを回していくことが必要」(中尾)と制作フローの変化についても言及しました。
たとえば、サイトを作る上で指標を考慮してコンテンツ制作をしなければ、コンテンツが本当に効果を発揮しているのか判断できませんよね。
最後は実際にセールスフォース社のサービスを利用したデモを実施。フォームから見込み顧客の情報を取り込み、いかにそこからの営業・マーケティング活動につなげるか。実際の画面を披露して、効果を挙げるWeb戦略の手順をご紹介しました。
第2部はKDDIウェブコミュニケーションズから高畑さまが登壇。効果のあったWebマーケティング手法について事例を交えながら講義していただきました。
基本的な考え方として、Webサイトにユーザーが「流入する前」と「流入した後」のどちらが大事か。高畑さまは「流入前が大事」と説明します。仮説を立て、それを裏付けるデータを集め、実行する。自社の事業が置かれているフェーズ(発展期なのか、成熟期なのかなど)を踏まえて、施策を練っていく必要性を強調しました。
また、Webマーケティングだからといって「根本の問題がWebにあるとは限らない。商品なのか、何なのか。しっかり見極める必要がある」(高畑さま)と、自らの戦略をWebに押しとどめてはいけないと強調。その他にも細かく実際に行った施策について説明いただきました。
アンケートの結果も満足度が高かったようで、非常にうれしいです。参加いただいた皆さま、そして高畑さま、ありがとうございました!