第2回 大阪 デジマケ ミートアップを開催
ディレクター同士の横の繋がりを作る大阪デジマケミートアップ。
第2回の講師は、TAMのロンドン子会社、TAMLO Ltd.の代表石野雄一が登壇しました。
ご存知でしょうか?実はイギリスは、日本の6割程度の人口にもかかわらずインターネット広告の出稿費が世界3位(2015年)のデジタルマーケティング先進国。すでに2009年にはテレビ広告を抜いていました。
今回のミートアップでは、イギリスを始めとする欧州でのコンテンツマーケティングの変容について解説し、今後どのような対策を取っていくべきなのかを共有しました。例えば、今年はじめに発表されたフェイスブックのアルゴリズム変更はコンテンツ・メーカーにとって非常に大きなインパクトをもつ出来事でした。SEO一辺倒の流入施策も一筋縄では行かなくなってきています。その意味で、石野は直接流入を重視したコンテンツ施策が大切だと強調。ウェブサイトを定期的に訪れるロイヤルカスタマー作りが喫緊の課題だと指摘します。
石野は昨年の11月にリスボンで行われた、世界最大級のテックカンファレンスと呼ばれるWeb Summitに参加をしてきましたが、そこでは始終「Google、Facebookは敵か味方か」という議論で持ち切りだったとのこと。この二社による寡占状況(デュオポリー)は今後も続くことが予想されますが、両社サービスのアルゴリズムに左右されるだけのコンテンツマーケティング施策は、プロダクション/エージェンシーにとってリスクでしかありません。
検索流入、参照流入、直接流入。この3つのチャネルからの目的やコンテンツの特性に応じてバランスよく数字を構築することが大切。しっかりとメディア戦略のフローを図ったうえで、ユーザーのニーズに応えたコンテンツを作り続けることが重要と石野は話していました。
なお、今回のミートアップも30名以上の方にご参加いただき、繋がりの輪をつくることができました。次回のデジマケミートアップは4月初旬を予定しています。
豪華なゲストを講師としてお呼びしていますので、ご興味ある方はぜひ遊びにきてください!
詳細はTAMのFacebookにてお知らせいたします。