セミナー・勉強会 2018年5月24日

第4回 大阪デジマケ・ミートアップ開催

ディレクター同士の横の繋がりを作る大阪デジマケ・ミートアップ。
第4回は、大手ECサイトの構築・運営のプロフェッショナルとしてTAMで活躍するベテラン女性ディレクター、大内千佳さんが登壇しました。

実は大内さんは前職で、大手通販サイトのECweb担当だったそうです。
2年間培ってきた経験を活かして、クライアント側にいたからこそわかる「通るポイントを抑えた提案」を伝授しました。

まず初めに大内さんが話していたのは、「web担当の置かれている現状を理解してほしい」ということ。日々社内調整に追われているweb担当者。売上・企業規模が大きくなればなるほど、他部署の確認事や社内調整が多くなります。その中で、当初予定していてた施策とは全く別のものが出来上がったり、本来の目的を見失い、迷路にのど真ん中にいるような気分になるようです。

それでは、どうすれば目的がぶれない提案ができるのか?
クライアントの裏側を把握した上でポイントは二つあります。一つ目は「各層の承認ポイントを意識し、誰に何を伝えれば提案が通りやすいのかを把握する」こと。二つ目は「先方の優先度を把握する」ことです。

その上で、明日からでもすぐに提案ができることとして、例えばCMSやAI(レコメンドやユーザーシナリオをオートメーション&自動最適化しできるようなCRM/接客ツールなど)を導入すれば運用者の手が空くようになり、より商品を売る企画に専念することができるようになります。売る現場と商品のことを誰よりも理解しているweb担当者の負荷を減らすことが、まず私たちができる提案だと大内さんは考えているようです。

セミナーの後は20分では収まりきらないほどの質問が活発に飛び交いました。
今回のセミナーも大好評で、なんと立ち見の参加者で溢れるほど満員御礼で、参加者の方も大満足の会となったようです。
ご参加頂きましたみなさま、ありがとうございました!
次回も引き続きよろしくお願い致します。
  
  

大内千佳(株式会社TAM ECチームリーダー)
ECディレクター9年。ECのWEB担2年。ベルメゾンネットなど大手・メーカーECサイトの制作運用に関わった後、大手通販サイト(当時売上1000憶規模)にてプランナー兼ディレクターに。自社商品の販売計画・在庫調整なども行う傍ら、自社サイトの改修ディレクションも担当。現在も大手ECサイトの構築運用に関わる。制作側と運用側両面から大規模ECサイトに携わった経験を活かし、クライアントの運用体制改善などの提案も行っている。
  
1984年 8月9日生まれ 大阪府東大阪市出身
2007年 大阪府立大阪女子大学(現・大阪府立大学) 人文社会学部卒
2007年 2年半、株式会社テレウェイブリンクス・SBRで中小規模EC立ち上げ約250社
2009年 4年半、株式会社TAMで大手企業のEC構築・コンテンツ制作・PDCA運用
2014年 2年、売り上げ規模1000憶の大手通販企業でECサイトのプランナー兼WEBディレクターとしてサイト改修や販売運用を担当
2016年~現在、株式会社TAMで大手EC改修などをチームリーダーとして担当。
  
Facebook:
https://www.facebook.com/chika.ouchi

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