TAMの日常 2014年1月5日

【ベテランディレクターに直撃!】
水戸から、和歌山から、どこへでも! 私たちが選んだ「遠距離」な働き方。

大人の集まりが、つまらないルールに縛られるなんて変だ。仕事に熱いなら、働き方は自由でいい。そんな想いを持つTAMで、独自の働き方をするベテラン女性ディレクター2人に話を訊きました。彼女たちが選んだ「遠距離」な働き方って?

1人目『水戸から通うフリースタイルディレクター』

まずは自宅のある水戸から、TAM東京、TAM大阪へ出動するディレクター・原に話を訊きました。

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TAM大阪で通常勤務していたときと、一番何が変わりましたか?

「仕事場所が自宅だったり、特急や新幹線の中だったり、大阪だったり、東京だったりと一定しないことでしょうか。ただ場所がどこであれ、仕事内容や取り組み方が変わるわけではないので、感覚的にはそれほど違いはないなぁ…と思っています。移動があるときは、特急や新幹線の時間が優先なので、“あぁ、もうちょっとやれば終わるのに…”と思いながらも、作業を中断せざるをえません。そのため、集中のオンやオフ、再オンといった切り替えが以前より上手くなったかもしれないですね」

在宅勤務にシフトして、良かったと思うことは何でしょう?

「何より、家族と顔を合わせる時間が増えました!以前は“ここ3日くらい姿を見ていないなぁ…”という週がザラにあったので、その点が一番です」

遠距離通勤ならではの苦労はありますか?

「大阪→水戸の5時間移動をした日は、やはり帰宅後に疲労を感じます…。また、特急で、おしゃべりなおばちゃん集団や、宴会を催すおっちゃん集団に遭遇してしまったときは、騒がしくて困りますね。それから、常磐線が自然災害にめっぽう弱い!台風のときなんて、東京事務所から水戸の自宅に帰るのに8時間もかかったんですよ」

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大変なことも多いんですね…。在宅勤務で大切なことは何でしょう?

「時間配分です。家族が帰ってくるので、際限なく仕事に没頭という時間の使い方は難しくなりました。TAM大阪に勤務していたときは、その日の仕事をやり切ってから家に帰るというスタイルで、家族とは帰ってくる時間も違っていたので、“夕食はおのおの別々に”で良かったのですが、家に居るのにそういう訳にはいかず…。在宅でも、オン → 一旦オフ → 再オン といった切り替えが大事になっています」

社内スタッフとは、いろんなコミュニケーション手段を利用していますよね。

「在宅の日は直接会って話したり、打ち合わせしたり、ということができないので、メールや電話の他に、スカイプやハングアウトなど、いろんなコミュニケーション手段を取らせてもらっていますが、社内スタッフはみんな柔軟に対応してくれるので、本当にありがたいなと思います。クライアントさんにも“TAMさんは先進的ですね”と言われたことがありますが、今のワーキングスタイルを認めてくれる会社であることに感謝しています」

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2人目『漁師町に嫁いだスーパーディレクター』

つづいて登場するディレクター・山本は、漁師さんのもとへと嫁いだことをきっかけに、業務の約半分を和歌山でこなすように。

今までと一番変わった点は何ですか?

「顔と顔を合わせてコミュニケーションすることの重要性を認識するようになりました。自宅作業の日はどうしてもメールや電話、スカイプでのやりとりになってしまうので、オフィスに出勤する日はできるだけ制作メンバーと顔を合わせて打ち合わせしたり、クライアントに会いに行く予定を詰めて入れるようになりました」

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遠距離通勤や在宅勤務ならではの苦労やコツはありますか?

「まず移動中は電話ができないことがとても不便です。また、特急の本数が少ないので、一本乗り遅れるとダメージが大きい(笑)。最近辛かったのは急いで乗った電車に車内販売がなく、移動中ずっと飲まず食わずで過ごしたことです(笑)。在宅勤務を上手にこなすコツは時間管理ですね。“家=仕事場”なので、極端に言うと朝起きた瞬間から寝る直前まで業務が可能です。一日やらないといけないことをリストアップし、それを元に予定を組み立て、仕事・家事・休憩、にきちんと時間を振り分けることが必要になります」

働き方を変えて見つかった良い点を教えてください。

「時間管理を徹底するようになったことです。移動時間の制約がある分、常に先を先を読んでパズル的に予定を組まないといけないので、通常勤務の時よりむしろ効率はあがったと思います」

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時間の制約がメリットになっているんですね。

「逆に欠点は、融通が効きにくいことです。対クライアントではあまりありませんが、急な社内の打ち合わせや、緊急を要する制作チームへの指示は対応が難しいです。これは周りの方の協力と事前のスケジュール管理で乗り切るしかありませんね。このワーキングスタイルはTAMスタッフやクライアントの理解と支えがあって成り立つ働き方だと強く感じます」

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一人ひとりが自立した大人の集団だからこそできる、自由な働き方。もちろんそんなスタイルが認められるには、さまざまな経験や自分に甘えない心、社内外での信頼が必要ですが、きちんと結果を出し、自分の生き方に合ったワーキングスタイルを実践するスタッフがTAMにはたくさんいます。

あなた次第でどんどん人生を切り開けるTAM。私たちの考えや働き方に興味を持たれた方は、ぜひ各職種のスタッフ募集に応募してくださいね!

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