セミナー・勉強会 2020年6月22日

TikTokでバズる動画・効果的な広告って?TikTokオンライン勉強会レポート

TAM広告チームTAMKOが、TikTokコンサルタントであり、TAMのパートナーの杉山啓太さんと共に、60分間オンラインTikTok勉強会を開催しました!


「どうやって動画をつくればいいの?効果的な広告って?」「そもそも自分が使っていないからよく分からない」「興味はあるけれど、うちのブランドとはかけ離れているかも…」
TikTok広告について、こういった声をよく耳にするというアカウントプランナー佐藤。
TikTokを使うメリットとは一体なんなのでしょうか?
TikTokでできるプロモーションの中でも、今回は運用広告と、アカウントを作って実際に投稿する、という二つのアプローチについて、マーケター視点・そして杉山さんのTikToker視点、二つの視点からお話しました!

今、TikTokにチャレンジする理由


  • TVCMの代わりとして若年層のテレビ離れを補完することができる
  • 動画を別のプラットフォームに共有できるという、TikTokの特徴を活かした高い拡散力が見込める
  • そもそもTikTokに参入しているブランドがそんなに多くない今、先行者利益を享受できる
  • 年齢層関係なく、広く愛してもらえるブランドであるというアピールにつながる
  • 音声アリで見ることが多いプラットフォームである故に、自然と相手の中にフレーズを入り込ませることができる
  • 今TikTokにチャレンジする理由として、このような要素が考えられるとのこと。

    TikTokで反応が取れる動画=「TikTokアルゴリズムに好かれる動画」


    運用広告を始めるにあたってよくある質問が、「TikTokerに動画制作を任せた方がいいのか?」というもの。
    答えはYES!
    TikTokerはどんな動画で反応が得られるかを分かっているプロ。そういった方たちの視点はやはり必要であるとのこと。
    また、「企業の広告ってどんな動画にすればいいのか分からない」という声もあるそう。
    企業の広告では、「商業臭」を出さない手作り感がひとつのポイント。
    TikTokではハイクオリティなものだけでなく、抜け感のある動画が話題になることが多いんだとか。

    佐藤は、「TikTokで反応がとれる動画」を「TikTokアルゴリズムに好かれる動画」と捉えており、アルゴリズムとして考えられる要素は、以下の5つ。

  • 動画再生維持率
    最初から最後まで再生される割合のこと。
  • ハッシュタグ
    人気のハッシュタグがついていると動画が再生されやすくなり、伸びる確率をあげることができる。
  • いいね率
    再生回数に対してどれだけいいねもらえているか。杉山さん調査では10%が一つの目安なのだとか。
  • コメント数、シェア数
    コメント欄が盛り上がると、動画の再生率も上がるのがTikTokの特徴。
  • 他にも、一目で動画の内容がわかるようなサムネイルにすること、コメントを誘発するような内容にすることが、伸びるポイントとしてあるそうです。

    TikTok運用広告を成功させるためには?

    TikTokアルゴリズムに好かれることも勿論大切ですが、それだけでは、インプレッションは稼げたけど結局その効果が分からずに終わってしまう…という問題が発生することがあります。
    そうならないために大切なポイントが大きく2点。

    1. インフルエンサー視点/TikTok視点/ブランド視点の三者でプランニングすること

  • インフルエンサー/クリエイター視点
    動画制作にあたって、TikTokのノウハウがあるインフルエンサーに任せることは大事な要素です。ブランドを尊重しながら、インフルエンサーの普段のパフォーマンスを発揮してもらえるように、インフルエンサーの視点に立ってプランニングすることが大切です。
  • TikTok視点
    アルゴリズムの観点、商業臭を出さないように、TikTokのコンテンツとしてふさわしいかを理解している視点。
  • ブランド視点
    ブランドレギュレーション、全体設計、そもそもの目的を理解している視点。
  • こうした三視点を取り入れることで、ブランドを守った・TikTokに適した・目的とあったコンテンツを作成できるのですね。


    ▲ TAMKOではこのような体制で運用広告の提案をしています!

    2. フルファネル設計で、動画制作&広告配信すること

    人は一度見ただけでは行動に移しません。
    フェーズごとに合わせたコンテンツを出し分け、正しいKPI(目標)の設定をすることで、具体的なアクションを起こしてもらえるようにフルファネル設計することが大切であるそうです。

    フルファネル設計の具体例

    【 認知ファネル 】
    KPI例 : 動画再生回数
    主なコンテンツ切り口例としては、賛否を募って議論を起こすもの = 質問・クイズ形式にする
    具体的には、○○or□□、どっちか好き?どっち派?など。
    動画内で賛成意見・反対意見をぶつける、クイズ形式にすることで、視聴者をコメントへ誘導→動画再生維持率が上がることがあるとのこと。
    特別人気なアカウントではなくても、コメント数のおかげで動画自体が伸びる可能性があるのだとか。

    【 興味関心ファネル 】
    KPI例 : いいね数
    主なコンテンツ切り口例として、共感・あるある、雑学系が挙げられます。
    「自分ごと」として捉えられる動画はポジティブな反応を獲得しやすいそう。
    ただ、共感・あるあるのコンテンツジャンルはプレイヤーがすごく多いので、表現方法の工夫が必要なのだとか。
    例えば杉山さんは、あるある系動画をランキング形式にして3位から発表→1位まで見てもらう、といったように、動画再生維持率を上げられるように工夫していらっしゃるそう!
    また、雑学系はビジネスとの親和性が高いコンテンツで、興味関心を募り集客に繋げる、という使い方をしている人もいるそうです。

    【 CVファネル 】
    KPI例 : クリック数
    このファネルは具体的なアクションの部分なので、コンテンツ切り口は様々。
    あくまでアパレルブランドのECサイトへの誘導をKPIとするなら、タレント起用や、制作過程の公開が主なコンテンツ切り口例として考えられます。
    TikTokに限らず、アパレルブランドの場合「着ている人が魅力的であること」は購買意欲を喚起する上で有効です。
    TikTokでは工場での制作過程や職人の技といった「普段あまり見ることができないけれど視覚的に楽しいコンテンツ」は反応を得られやすいんだとか。

    このように、TAMKOではアルゴリズムを理解しながら、三者視点でプランニング&フルファネル設計で動画を制作し、広告配信のお手伝いをしています!
    運用型広告は少額でも挑戦できますので、ご興味のある方はぜひ、TAM広告チームTAMKOまでご相談くださいね!

    ▼ TAM広告チームTAMKO
    https://www.tam-tam.co.jp/service/ad/
    https://www.tamko-webinar.com/

    おすすめ記事