興味を惹きつけクリックされるECサイトのバナーづくり
バナーはECサイトの主役です
バナーはECサイトにとって重要な役割を担っています。新商品や特集・セール情報など目的のページへの誘導や、サイト内をどんどん回遊してもらうためにもバナーはとても効果的です。
まさにバナーは、販売する商品と共に、ECサイトの主役と言ってもいいでしょう。
掲載する情報とバナーイメージを決めておく
まずは、掲載する情報を整理し、どのようなバナーにしたいのかをイメージします。 例えば、コピーと画像のどちらを目立たせたいのか、雰囲気重視かインパクト重視かなど、大まかに方向性を決めておけば、掲載する情報の優先順位がつき、制作がスムーズになります。
基本的にバナーは、ユーザーの興味を一目で引くことが大事になってきます。小さな文字でダラダラと説明するより、端的で分かりやすいコピーを意識し、商品やサービスのイメージを喚起できる画像を用意してデザインをしていきます。
コピーで興味を惹きつける
タイトルやコピーは、簡潔で分かりやすいことが基本になります。
例えば、特集名が「大人のためのナチュラルファッション」であれば、イメージ画像と組み合すことを前提に「大人ナチュラル」まで短くすることができます。
また、サブコピーを追加することで、具体的なイメージを喚起させ、他バナーとの差別化をつけることができます。
- ターゲットを明確にする「40代女性必見!」
- ベネフィットを訴える「ラクちんスタイリング」
- 不安、時間、限定感を煽る「あなたの体型大丈夫?」
- 数値や実績を掲載「満足度90%以上!」
など、コピーの基本スタイルがありますので活用してみてください。
デザインで興味を惹きつける
デザインのテクニックは色々とありますが、まずは、ECサイトに合ったデザインテイストを意識する必要があります。
ある1つのバナーだけ目立たせたいのであれば、例えばギラギラのトゲトゲを多用したデザインにすれば良いのですが、クリックされるとは限りませんし、何よりサイト全体の雰囲気を壊してしまいます。
まず一番大事にすることは、バナーを掲載するサイトのブランドイメージを壊さずにデザインすることを心がけてください。
それを踏まえて、デザインで興味を惹きつけるポイントとして、
- 文字や画像にメリハリをつける(大小感)
- フォントにこだわる
- 画像の使い方を工夫する(キリヌキ、コマ割、全体etc.)
- コントラストをつける(濃淡)
- 原色やビタミンカラーの色をつかう
- 目を引くあしらいをつける(フキダシ、ラインetc.)
- レイアウトを工夫する
- ワクをつける
など、デザインで興味を惹きつけるテクニックは無限にあります。
バナーは重要。サイトのブランドも重要です。
クリックされるバナーは売上に直結しますので、バナーデザインは大変重要です。そして、ECサイトにおいて、バナーのイメージがサイトのブランドを決めると言っても過言ではありません。
個々が目立つバナーだけが乱立したサイトは見れたものではありませんし、サイトを訪れたユーザーがどんどん離れていってしまいます。くれぐれもサイト全体のテイストを崩さないバナーデザインを意識してください。
運用については、バナーサイズや配置場所によってクリックされる率は変わってきますので、ABテストや効果測定を忘れないようにすることも大事になってきます。
また、バナーデザインが遷移先とのギャップがあると「クリック数は増えたが、商品詳細遷移数・カート投入数は落ちた」「遷移後離脱が増えた…」というケースもありますので、そのあたりも注意しつつ、まずはクリックされるバナーづくりを心がけましょう!
※クリックされるバナーの定義については、様々な条件により合致しない場合もございます。ご了承ください。