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別ウィンドウで遷移した時の「滞在時間」について

別ウィンドウでページ遷移した時の「滞在時間」についての調査結果をまとめました。

まず「滞在時間」について簡単に説明します。
ページ滞在時間は、滞在時間は連続するページビューの開始時刻の差から算出されます。

上記の図のそれぞれの滞在時間は、Aページ20分、Bページは15分。 Cページは離脱ページのため、滞在時間は計測されません。 またランディングページ(Aページ)から流入してそのまま閉じた場合は、 離脱ではなく直帰となり、直帰の場合は滞在時間は0秒となります。 ※直帰と離脱の詳細についてはこちらを参考にしてください。 ⇒ 離脱率と直帰率の違い

そこで気になったのが、別ウィンドウでページ遷移した場合の滞在時間。 というわけで、実際に調査してみました。

 

① Aページ → 別ウィンドウでBページを開く → Aページを閉じる場合

【調査結果】 別ウィンドウでページを開いた場合でも、通常のページ遷移と同じ。

[ 図1の場合 ] ・Aページの滞在時間: 20分 ・Bページの滞在時間: 離脱ページのため計測されない

 

② Aページ → 別ウィンドウでBページを開く → AページからCページへ遷移した場合

【調査結果】 Aページは①と同じ結果。 Cページを開くまでの間がBページの滞在時間になる。

[ 図2の場合 ] ・Aページの滞在時間: 20分 ・Bページの滞在時間: 15分 ・Cページの滞在時間: 離脱ページのため計測されない

 

③ Aページ → 別ウィンドウでBページを開く → A・Bページを閉じる → 10分後にCページへアクセスした場合

【調査結果】 Aページは①と同じ結果。 Bページはウィンドウを閉じた時点ではまだBに滞在している扱いになり、 Cページを開くまでの間がBページの滞在時間になる。

[ 図3の場合 ] ・Aページの滞在時間: 25分 ・Bページの滞在時間: 25分 ・Cページの滞在時間: 離脱ページのため計測されない

※ただし、セッションが継続している30分以内。 30分以上経過している場合はセッションが切れるため、Bページも滞在時間が計測されません。