備忘録程度に、イベントトラッキング時の直帰について、まとめてみようと思います。
【イベントトラッキングとは】
外部リンクやファイルのダウンロードなど、ユーザーのアクションをイベントとして計測するトラッキング方法。【イベントトラッキングの直帰とは】
通常、「直帰」とは1ページのみ閲覧してサイトを離脱した訪問を「直帰」と言います。 イベントトラッキングの場合は、例えば外部リンクにイベントを設定しておいた場合、ランディングしたページから外部リンクをクリックして離脱したとしても、そのサイトでアクションがあったとみなし、サイトに滞在している状態(直帰ではない状態)と認識されます。【イベントトラッキングで直帰扱いにしたい場合】
ノンインタラクション(イベントトラッキングのオプション機能)を設定する。 ※設定方法は、トラッキングコードのバージョンによって異なります。●非同期コード
_gaq.push(['_trackEvent', 'category', 'action', 'label', 値, true])
※最後のオプションに「true」を入れます。
●ユニバーサルアナリティクス
ga(‘send’, ‘event’, ‘category’, ‘action’, ‘label’, 値, {‘nonInteraction’: 1});
※最後のオプションに「{‘nonInteraction’: 1}」を入れます。
●グーグルタグマネージャー
※非イタラクションヒットを「真」にします。
【計測テスト】
- trueまたは {'nonInteraction': 1}を入れて外部リンク遷移⇒直帰率 100%
- trueまたは {'nonInteraction': 1}を入れずに外部リンク遷移⇒直帰率 0%
- trueまたは {'nonInteraction': 1}を入れて外部リンク遷移後、30分以内に戻る⇒直帰率 0%