宇宙航空研究開発機構 JAXA様
有人宇宙活動への
好奇心から共感へとつなぐ
サイトを構築
コンテンツがあふれている昨今の状況の中、伝えたいことをユーザーに理解してもらうためには、今まで以上にリサーチやそれに基づくコンセプト設計、コンテンツ制作が重要であるとTAMは考えています。今回TAMでは、より多くの人がJAXA様の取り組みに興味をもち共感できるような、体感型のサイトをご提案。有人宇宙活動のこれまでの取り組みや、リアルタイムに進行しているプロジェクト、将来の計画などを、ドラマを見ているかのようにワクワクしながら引き込まれる、エンターテイメント性と臨場感にあふれるデザインや企画を散りばめました。
ワクワクの共有で理解が進む、
UIデザインやコンテンツ設計
「宇宙は遠いもの、難しいもの」ではなく、「身近なもの、ワクワクできるもの」にする。そのために、楽しく見ていたらいつの間にか理解が進んでいる体験づくりを考えました。
小さな子どもを持つTAMメンバーや、外部の方々にデプスインタビューを行ったところ、宇宙への興味のきっかけには、素朴な疑問や、漫画・アニメといったストーリー化されたコンテンツが大きな役割を果たしていることが見えてきました。そこで、そうした接点をJAXA様の活動に対する興味へと繋げていく「ドラマチックなロールプレイングゲームのような体験」をコンセプトとしてサイトをリニューアル。動画サイトでSF映画を視聴するかのようなダイナミックなUIデザインを取り入れたり、これまでの宇宙活動の歩みを物語として表現したり、PWAを利用してゲーム感覚で理解度を測れるようにしました。10,000ページを超えるボリュームのリニューアルを移管やリデザインで終わらせず、有人宇宙活動への理解と共感を、自然に、楽しく共有できるユーザー体験を作りあげました。
また、理解と共感を共有したユーザーの中から、「宇宙をビジネスや研究で利用しよう」という発想が生まれることも期待し、「企業・研究機関の皆様へ」としてビジネスや研究向けの情報を整理したコーナーを作成するとともに、コンテンツを読み進めるうちに、次第に深い内容に導くことができるよう、コンテンツ階層を設計しています。
ユーザーとの一体感を生む仕組みづくり
ユーザーとの距離を縮め一体感へと育てるために、コンテンツを定期的に更新していくためのCMSの設計にもこだわりました。Movable Type 7から搭載された「コンテンツフィールド」機能を採用して更新箇所を一元管理できるようにするなど、必要とされる情報を適時に更新するための仕組みを整えています。更新性と同時に、コンテンツのクオリティ担保を目指して、運用体制を構築しました。刻々と状況が変化する宇宙活動をリアルタイムに更新したり、宇宙分野専門のライター・日英翻訳家との連携、ルーチン業務とサイト改修とでの体制分けなど、ユーザーにサイトを見続けてもらうための、運用の仕組みをアップデートし続けています。
CREDIT
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CLIENT
宇宙航空研究開発機構 JAXA様
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SERVICE
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WEB SITE
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TEAM
Project Manager渡辺 弘幸Director吉本 隆浩 / 小山 楓
UX Designer吉本 隆浩
Art Director杉本 正隆
Designer長田 麻美 / 浅越 裕基 / 遠田 薫
Illustrator坪谷 初音
Technical Director松井 朋子
Front-end Engineer栗林茉澄 / 大原 一浩 / 金城 周市 / 野 孝吉 / 北川 優輔 / 若林 成実
Videographer株式会社ブルーチーズ
Copywriter白井 千遥
Technical Writer荒舩 良孝 / 近藤 雄生
Translator株式会社TEN
Project Management Office角谷 仁
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