台湾貿易センター様

ベルリン開催の「TAIWAN EXPO in EUROPE」
イベント会場でVRを使った
PR施策を担当

世界に誇る台湾の産業を体感できる大型展示イベント「台湾エキスポ(TAIWAN EXPO)」。
2024年にベルリンで開催された台湾エキスポでは、台湾エクセレンス賞を運営する台湾貿易センター様のパートナーとして、VRの体験ができる展示スペースの企画制作・運営をTAMが担当しました。

展示会に向けてVR上に新しいバーチャルテーマパークを構築。台湾の端午説の民族競技であるドラボンボートレースのアトラクションを作成し、参加者にVR技術を楽しみながら体験していただきました。

台湾で開催中の国際的なドラゴンボートレース
に合わせて、遠隔からVRで楽しめるドラゴンボ
ートゲームを構築

TAIWAN EXPO in EUROPEが開催された2024年6月は、台湾で国際的なドラゴンボートレースが行われている時期でした。
そこで、遠く離れたドイツ・ベルリンの会場からでも、このドラゴンボートレースを体感できるようなゲームコンテンツをVRにて開発しました。

バーチャルドラゴンボートレース会場は、VRChatというソーシャルVR上の新たなワールドとして作成。EXPOのテーマに合わせて「スマートシティ」を意識した現代的なデザインにしました。
リアル会場であるTelekom Hauptstadtrepräsentanzをイメージした建物もVR空間内に用意しています。

初めてVRを触る人でも楽しみやすいように、できる限りシンプルで簡単なUIを目指しつつ、体を動かして遊べる体験型のレースゲームを構築しました。
複数人でボートに乗車し、タイミングを合わせてオールを漕ぎます。コンピューターと競争し、早くゴールしたチームが勝ちとなります。

現地で行う体験会のコーディネートも担当

体験会を実施・運営するために必要なものも、すべてTAMがコーディネートを担当しました。
VRに必要なヘッドセット・コード類・バックアップPCなどはTAMで手配。高スペックが必要なゲーミングPCは、台湾貿易センター様に必要要件をお知らせし、ご用意いただきました。

また、体験会はドイツ国内で行われるため、英語とドイツ語に対応しており、かつVRChatの案内ができるスタッフをアサインしました。
VRChatを活用し、バーチャル上で知り合った人から繋がりを広げながら、適任となるメンバーを手配しました。

多くの方に楽しんでいただき、新しい繋がりが
生まれた体験会

当日は多くの方に参加いただき、作成したVRワールドを楽しんでいただけました。中には100万人を超えるフォロワーを持つドイツのインフルエンサーの方も。

プレイしている様子は会場のモニターにも映し出されます。実際にプレイをしている人だけでなく、その場にいる人たちみんなでスポーツを観戦しているような様子でした。
楽しい体験を通じて、参加者の交流が生まれ、コミュニケーションが弾みました。

VRによる体験会を通じて、展示会の見学に来ていた一般の参加者から企業の方まで、様々な人と繋がることができました。
VRは仮想空間での活動ですが、そこには間違いなく人と人との繋がりと暖かさがあり、今後のさらなる発展の可能性を感じるイベントとなりました。

プロジェクトに関わったTAMチーム

展示会では、体験型のVR空間の構築だけでなく、現地の展示スペースの設営や参加者とのコミュニケーション、PR支援など対応範囲が多岐にわたりました。そのため以下の専門チームが連携し、それぞれの強みを活かして対応しました。

TAMの台湾チーム

クライアントである台湾貿易センター様との中国語でのコミュニケーションを担当。バーチャル空間の制作にも参画し、台湾の文化的な観点で監修を行いました。

TAMのデザインテクノロジーチーム

本イベントの企画・制作・運営を一貫してマネジメント。VRChat上に専用エリアとドラゴンボートレースを構築しました。また、現地でドイツ語と英語を話せるネイティブスタッフをアサインし、ドイツでの体験会を運営しました。

しゃかいか!

イベント会場でのPR写真と動画撮影・編集を担当。イベントの様子をSNSにてリアルタイムで配信しました。

CREDIT

  • TAM

    Producer / Director角谷仁

    Supervise王文君(Gina Wang) / 周昱齡(Yulin Chou)

    VRChat World CreationVRChatユーザーの皆様

    2D Design福田嵩大 / 岩井咲樹 / 中込梨沙 / 坪谷初音

    Video Shooting市岡 祐次郎

    Video Editor伊藤 洋平

タムくん

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